ぎっくり腰はごめんですよね

日頃のご愛顧、誠にありがとうございます。便利軒とらたろう代表代理田中です。
直近では仕事の依頼はないですね…それで、この機会を利用して代表代理個人のエアコンを交換することにいたしました。

エアコン…機械的にはヒートポンプですね。
ヒートポンプとは一言でいうと、「動力(電気)を用いて特定物質を気化・液化することによって熱移動を実現する装置」になります。

エアコン吹き出し口から、なぜ涼しい風が出るか?原理的には「打ち水効果と同じ」になります。夏の暑い日に玄関先に打ち水をしますよね。すると撒かれた水は蒸発する時に地表の熱を奪います。エアコンも同じです。室内機中の冷媒が蒸発(気化)するときに室内空気の熱を奪います。その涼しくなった空気をファンで送り出すことによって、室内がどんどん涼しくなっていきます。
では水は冷媒になりうるか?…ならないです(下資料)。

冷媒の条件として極めて低い温度で気化(蒸発)し、なおかつ液化する時の圧力ができるだけ低いことが望まれます。水は非該当です。その点、現在エアコンの主流冷媒の「R32」なら液化する時の圧力が1.1MPa(大気圧の11倍)なので、通常のコンプレッサーでなんとかなります(それでも高圧であることには変わりませんが…)。
上の資料を見る限り「アンモニアの方が成績がいいじゃないか。なぜそっちを使わないんだ?」をいう疑問がわくかもしれませんが、アンモニアは毒性が強いので、一般家庭では使えないという事情があります。

座学はここまでにして実作業に入りましょう。現使用のエアコン室内機・室外機を撤去します。

室外機撤去と同時に屋根置台も交換しなくてはならないようですね。なんか、いろいろとやることがありそうですね………
室外機を撤去するには、冷媒を室外機に回収(ポンプダウン)する必要があります。

上資料は便利軒としてのエアコンポンプダウン作業における作業要領です。ただし、本職のエアコン設置業者さんはゲージ(連成計マニホールド)は使わないと思います。2分程度でポンプダウンが完了することがわかっているので、作業効率の観点からタイミングで施工していると思います。

(新)屋根置台を設置します。

きちんと水平を出してから、全ボルトの締結をします。屋根の上の作業なので危ないです。回り込むのが難しい箇所は、手を伸ばしての作業というシーンもあります。スパナ・ナット等は絶対に落とさないように……
屋根置台を設置したら室外機を運搬しましょう。

屋根の上を20kg強のものを運ぶので本当に危ないです。考え事などはしていられないです。でも、代表代理って真剣な時はこんな顔をしているんですね…自分で自分の真剣な顔を見ることってないので……

室外機設置完了です。水平も出ています。では室内機取り付けに移りましょう。

室内機取り付け用の背板を取り付けます。
…が、その前にエアコン周辺の壁紙を貼り換えましょう。室内機設置後だとそれが困難になるので。貼り換える際はエアコン周辺だけを補修するのではなく、天井から床まで(2.4m)1枚の壁紙にした方がいいと思います。

壁紙貼り替えの時に支障となるカーテンレール・コンセントは取り外します。カーテンレールの取り外し・再取り付けは面倒ですが、この手間を惜しんでカッターを失敗するよりはいいと思います。コンセントの電線は必ず絶縁処理します。うっかり電線同士が触れて通電してしまうと、火花が散ってブレーカーが落ちます。

壁紙貼り替え作業風景です。

壁紙貼り付けが終わったら、カーテンレール・コンセントを元に戻します。コンセントは施工ミスがないか、テスターで電圧チェックをします。

本来であれば背板取り付け・室内機設置まで進めるべきなのでしょうが、壁紙が乾いてから作業をしたいので今日はここまでにしましょう。配管穴は段ボールで塞いでおきます。以上代表代理田中の「ぎっくり腰はごめんですよね」でした。それでは今後とも便利軒とらたろうを、よろしくお願いいたします。

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