徳川家定
便利軒とらたろう代表代理田中です。暑い日が続きますが皆様のお役に立てるよう、また便利軒をこかさないよう頑張っています。さて、下の写真ですが浴室折戸の戸車清掃場面です。

白い樹脂内部にコロが入っていて、レールの上を走る構造になっております。このコロに異物がつまると動きが悪くなり、それを無理に動かそうとすると樹脂がバキッと割れて交換となります。そうなる前の清掃メンテです。この作業ですが、便利軒の料金体系では技術料¥500・清掃¥500・出張費¥2,000の合計¥3,000(作業時間30分)でサービスさせていただいております。
戸車交換となった場合は、パーツ代(¥2,200)が上乗せされます。
取り寄せパーツを調べたところ材質が「ポリアセタール」と記載されていました。ポリアセタール……聞いたことないなぁと思い調べたところ、わりとメジャーな材質だったみたいですね。少し勉強をすすめました。下画像ですが、今年3月に危険物甲種を受験した時に作成したパワポ参考資料です。

この時点では空欄だらけで、いま一つエンプラというものがわかっていなかったみたいですね。加筆修正しました。

まだ空欄もありますが、だいぶ埋まりました。ついでに汎用プラスチックも


ナイロンとポリエステル(PET)はエンジニアリング・プラスチックに分類されるんですね…自分ではわかっているつもりでも、実際にはわかっていなかったということもありますよね。
午後4時になって…今からの仕事の依頼もないだろうと、もう一度見たいドラマを見ながら酒を呑むことにしました。「大奥(2003)」です。菅野美穂・浅野ゆう子主演。徳川13代将軍家定の時代設定ですが、そもそも家定さんってどういう人でしたっけ……


1853年から1857年の4年程しか将軍職に就いていなかった…その4年間も次の将軍後継者を巡って、幕府内で二大勢力が争っていたと。形ばかりの将軍で源氏3代将軍実朝みたいな人だったのでしょうか。ドラマとしては、下写真のシーンが一番印象的だと思います。

原田龍二演ずる中級武士東郷が、実家薩摩島津家から捨て駒にされた篤子(菅野美穂)を救い出そうと、江戸城に火を放ってその混乱に乗じて迎えに行くというシーンですね。
徳川家定を演じているのは北村一輝さんですね。

自分のことを喩えて「手水鉢の中の亀」だと。ただ首を伸ばして空を眺めているだけだ、やがてもっといい時代が来ることを思いながら……でも、死ぬ間際(35歳)に篤子(菅野美穂)に言い残します。「これからは自分の好きなように生きるように」と。
そして大奥総取締役瀧山を演ずる浅野ゆう子さん…

家定(北村一輝)を独占するためには、手段を選ばない女という役どころです。
江戸時代中盤以降……18世紀前半は暴れん坊将軍こと吉宗。傾きかけた幕府財政を立て直そうと躍起となったものの、最後は半ば諦めた。その後18世紀後半、老中田沼意次が重商政策に舵をきったが、反対派の妨害及び天明の大飢饉の不幸も重なり失脚。松平定信の意味のない改革を経て、19世紀前半はオットセイ将軍こと11代家斉の平穏の時代。その後、家定の父12代家慶の時代に老中水野忠邦が、上知令という時代錯誤的な政策を実行しようとして逆に失脚。家定・家茂を経て19世紀後半、最後の将軍慶喜で江戸幕府終焉。その前に江戸城桜田門外で大老井伊直弼が浪士に襲撃されるという、幕府全盛のころならあり得ない事件も発生した。だいたいこのような流れだと記憶しています。
以上、代表代理田中の「徳川家定」でした。それでは今後とも便利軒とらたろうを、よろしくお願いいたします。
